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 理科や社会科、小論文の試験など、表やグラフの資料を読み解いて答える問題はとても多いと思います。また、表やグラフは、授業などで発表する時、集めたデータをまとめるのにも役立ちますね。
  今回は、表やグラフの読み方、書き方について見ていきます。どういった種類があるのか、目的によって適切なまとめ方は何か、考えてみましょう。今年出題された公立高校入試の問題も掲載していますので、中学生の皆さんはぜひ挑戦してください。

空も海も山も一つ。水は循環している

 表やグラフは様々な教科で登場します。読み方や書き方の基本は算数や数学で学ぶかもしれませんが、テストや試験の問題でよく見かけるのは、理科や社会科ではないでしょうか。表やグラフの読み方をしっかりと学んでおくことは、テストや試験での得点アップにもつながります。
  また、表やグラフは調べ学習で考えたことをまとめたり、発表したりする時にも必要となってきます。調べたこと、考えたことを効果的に相手に伝えるための重要なツールなのです。特にグラフは、調べた結果を視角的に表すためには大変役立ちます。グラフを上手に使うことで、相手に自分の考えを的確に伝えることができるのです。
  表やグラフにはいくつかの種類があり、それぞれに合った用い方があります。示したいデータに応じ適切なグラフを使い分けることで、説得力も格段に高まります。次からは、表やグラフの種類、読み方、用い方、作成方法などについて見ていきましょう。

2種類の表の違いを学ぼう

1次元表 … 一つの項目についての数値がわかる表です。

 この表からは、牛乳(生乳)の生産量が多い都道府県がわかります。特に北海道の生産量が他県を圧倒していることも読み取れますね。
  他にも、県別の小学生の人数や、図書館で借りられた本の種類と冊数など、一つの観点からデータをまとめたい時に用います。

 

2次元表 … 縦と横の二つの観点からデータを
          まとめたものです。

 この表では、札幌、東京、那覇の3都市について、月ごとの年平均気温と年間降水量を見比べることができます。他にも、県別の小学生、中学生、高校生の人数を表したい時などに用います。

 

グラフの種類と特徴を学ぼう

棒グラフ … 数や量を棒の高さで表すグラフです。

 縦軸に数や量のデータをとって作ります(縦と横が反対になることもあります)。棒の高さでデータの大小を比較することができるので、簡単にその違いを読み解くことができます。この表は、新聞の発行部数が多い国で、1000人あたりの発行部数を表しています。日本を含めて3つの国が500部以上を発行していることがわかります。

 

折れ線グラフ … 時間の移り変わりによる
             データの変化を見るグラフです。

 横軸に年や月などの時間をとり、縦軸にデータ量をとります。グラフの傾きから変化を読み取ることができます。データが増加(上昇)するとグラフは右上がりとなり、データが減少(下降)するとグラフは右下がりとなります。このグラフからは、食糧の輸入量の変化を読み取ることができます。魚介・海藻類の輸入量が1990年度から1995年度にかけて急激に増加していることがわかります。

 

円グラフ … 円全体を100%として、割合ごとに区切ります。

 全体に対する部分の割合を扇型で表し、部分同士の関係などを知ることができます。扇型の大小で構成比の大小がわかります。このグラフは、2006年の漁業部門別の生産額を表しています。沿岸漁業が全体の32・7%を占めて生産額第一位、内水面漁業(河川や池などで行う漁業)の生産額が1.4 %で最も少ないことが一目でわかります。
  この他にも、世界の主な海の広さの割合、1か月の出費の内訳、アンケート結果などを円グラフで表すと上手にまとめることができます。

 

帯グラフ … 全体を100%と考えて、
          一つの帯の中でその割合を区切ります。

 このグラフは、15歳以上の産業別就業者数を構成率で見ています。データは1920年から2000年までのものです。1920年には全体の半数以上が農業や漁業などの第1次産業で働いていたのが、2000年にはわずか5%ほどとなっていることがわかります。逆に、商業やサービス業などの第3次産業が2倍以上に増えています。このように、帯グラフは、帯の中の項目を比較することで、割合の変化をわかりやすく伝えるのに適しています。

 

レーダーチャート … 全体の傾向をつかむために、
               複数のデータを一つにまとめたグラフです。

 テストの成績や栄養バランス、商品の機能などを示すのに便利なグラフです。複数のデータ(指標)を一つのグラフで表しています。項目数に応じて中心から放射状に線を引き、その線上にデータを記入していき、最後にそれらを結びます。データが大きい(良い)ほど外側に記入することになり、結んだ後の形がバランスよく仕上がります(5項目の場合はきれいな五角形になります)。
  このグラフは、2003年の日本の食糧自給率について表しています。小麦や豆類などの自給率が低いことがわかりますね。

 

ヒストグラム … 記録や数値などのばらつきを、
             階級ごとにまとめるグラフです。

 横軸に階級を、縦軸にその階級に含まれるデータの数をとります。このグラフの場合、6年2組の生徒たちがソフトボール投げに挑戦した時の記録を表しています。20m以上25m未満の記録を出した生徒が最も多いことがわかりますね。また、40m以上45m未満を記録した生徒がたった一人だったことも読み取れます。
  ヒストグラムは柱状グラフともいい、棒グラフとは違い棒同士がくっついています。データの平均や傾向などを読み取ることができます。スポーツ大会の記録、テストの結果の集計、年代別の読書時間などを表すのに便利です。

 

散布図 … 二項目の分布と相関関係がわかるグラフ。

 二つの事柄に関するデータについて、分布状況や関係性を知るのに適しています。グラフは3年2組の2学期実力テストの成績のうち、数学と理科について表したものです。数学の成績がいい人は、理科の成績もいい傾向にあることが読み取れます。このグラフから、二つの教科の関係性を考えることができそうですね。
  散布図は、比べたい二つの事柄があれば作ることができます。お互いの項目に因果関係(原因と結果の関係)が絶対に必要というわけではありません。身長と体重、家庭の食費とゴミの量など、比べたい二項目を選んで作図してみましょう。

 

グラフの種類と特徴を学ぼう

 表と主なグラフの特徴は把握できたと思いますので、次に棒グラフの書き方を紹介します。棒グラフは、テストや入試問題でもよく見かけ、調べ学習や発表でも多用される基本的なグラフです。
  これは、一つの項目についての数値がわかる1次元表ですね。日本が魚介類を輸入している主な国と、その国の輸入額を表しています。
  では、実際にグラフを作っていきましょう。

 

グラフにタイトルをつけます。これがどういったデータを表しているのか、
 一目でわかるようにしましょう。
縦に輸入額のめもりを書き入れます。めもりは、もっとも高い輸入額である
 中国のデータが入るように設定します。
単位を書き入れます。この場合は(10億円)なので、中国の魚介類の
 輸入額は2500億円となります。
横軸には国や地域の名前を書きます。棒グラフが見やすいように少し間を
 開けておきましょう。
表のデータに沿って、棒グラフを書いていきます。

 表やグラフを効果的に使うことができれば、発表に役立つだけでなく、授業のノートを上手にまとめることもできます。今回の特集をぜひ役立ててください。

 

 

 

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