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  [略歴]
  淳心学院高校、京都大学工学部卒業。2003年に北条栄智校を開校し、現在まで塾頭を務め、「学ぶ楽しさを知ってもらいたい」という思いで、日々授業に臨んでいる。
  2013年に『成績がぐんぐん伸びる! 教科別 小学生のノート術 差がつく! 50のポイント』
(メイツ出版)を監修。

兵庫県 進学アカデミー北条栄智校 塾頭・西村栄夫先生
 小学生のノートづくりに大切な基本となる10のポイントを紹介。これに加えて、教科別のノートの取り方、家庭学習のノートの取り方などを、「できる子」の実例を交えながらチェックしていきます。予習・復習ノートはもちろん、それぞれの興味を引きだす自由課題の家庭学習ノートの取り方にも触れています。子どもにとってのよりよい学習環境作りや、ノートを介してのコミュニケーションの取り方など、保護者へのアドバイスも参考になります。
 

成績アップのための「できる」ノート活用術

授業のノートを「取らされて」いませんか?

 私の知る限り、授業のノートを「取らされている」生徒が大変多いように感じます。特に中学生、高校生の皆さんにおいては、板書を写すだけで精一杯という人も少なくないでしょう。ノートを取ることに集中するあまり先生の話をよく聞けていない人の多くは、けっきょく上面だけの理解になり、授業がどんどんわからなくなってしまいます。
  学習の基本は「聞く、話す、読む、書く」です。これらをバランスよく実行できている人は、上手に学習できていると思います。皆さんもこの4つの基本を意識して、ノートを取ること自体が目的になってしまわないように気をつけましょう。中学校や高校では、授業ノートの提出が求められることもありますが、そのためだけにノートを取るのでは意味がありません。ノートは積極的に活用して学習するための道具であると、ぜひ意識してほしいと思います。

 

見やすいノートを目指しましょう

 まずは、なぜノートを取る必要があるのかを考えてみましょう。
  ノートは、漢字や英単語などを書いて覚えるため(インプットのため)、復習に必要な情報を書き残しておくためのツールです。ですから、授業でノート提出が求められる場合はともかく、復習に使うノートには自分にとって最低限必要なことが書かれていれば十分です。何もかもを書き込んでしまうと、うまく情報が整理できずに復習にも時間がかかり効率的ではなくなります。必要な内容を選び、すでに覚えた、復習の必要がないものは書かないことも大切です。いろいろと飾って書く必要はありません。わかりやすく、丁寧に。何度も見返したくなる「自分のためのノート」を作ってください。自分はどこを理解していて、どこが不十分なのかを見極めることが、上手なノート作りの最初の一歩だと思います。

 

見やすいノート、の基本

 では、どうすれば理想的な「自分のためのノート」を作ることができるのでしょうか。残念ですが、こればかりは皆さん自身で見つけていただくしかありません。個人によって学習の進め方に違いがあるからです。ただし、ただやみくもにその方法を探していては、時間がかかってしまいます。そこで、今回は、見やすいノート作りのための基本となる10のポイントを紹介します。
  これらについては、紹介した『成績がぐんぐん伸びる! 教科別 小学生のノート術 差がつく!50のポイント』の内容とも共通していて、本の中ではそれぞれ詳しく紹介しています。ただし、小学生と中学生ではポイントが少しずつ違ってきますので、自分に必要な方法を選んで実践してください。今回、特に皆さんに知っておいてほしいことについては以降で説明します。この他にも、社会科であれば白地図を利用するなど、教科別に効率のいい方法を見つけていってほしいと思います。
  こちらが、その10のポイントです。

@教科名をはっきりと書く。
A日付や単元を書く。見出しをつける。
B余白を十分に取る。
C縦と横はそろえて書く。
D問題には番号をふる。
E矢印や囲いで目立たせる工夫をする。
F重要ポイントや図は大きく。
G使う色は極力少なく。3色までが理想。
Hプリントなどはノートに貼る。
I最初の1文字は丁寧に書く。

 

ノートは活用してこそ本当の価値があるのです

 わかりやすいノートを作ったら、しっかり活用しましょう。まとめ終えて満足、では意味がありません。ノートは常に持ち歩き、5分でも10分でも時間があれば開いて眺めてください。そうした積み重ねが、必ず学力アップにつながります。持ち歩くノートに関しては、特に「まちがいノート」を作っておくといいですね。すでに習得しているところを省くことで、苦手な部分に集中できます。まちがえた問題をコピーして貼りつけ1冊にしたり、右下の1例にあげているように問題の番号とポイントを一覧にまとめたりしてもいいでしょう。
  ノートは大きくて持ち歩きにくいという人は、単語カードがおすすめです。ポケットなどに入れておけば、電車などの移動時間にも勉強ができます。「まちがいカード」を作って一束にしてもいいですし、覚えていない単語や用語をまとめて持ち歩くのもおすすめです。特に、英語においては、まずは英単語や用語を覚えることが重要です。時間を上手に使って、学力アップをめざしましょう!

小学校高学年〜中学1年生の皆さんへ

 ノートの活用などの学習方法については、なるべく早い段階から習慣にしておくことが大切です。特に、小学校高学年から中学1年生は、学習の土台作りの時期であることを知っておきましょう。この時期、上手に学習の習慣づけができた人は、高校入試や大学入試にまでつながる「学ぶ力」を手に入れたことになります。先のことを見据えて、準備をしていくようにしましょう。

 
 
 

余白を十分に取ると、ぱっと見て何が書かれているかわかります。また、まちがえた問題を訂正したり、別解を書き加えたりするスペースも確保できます。まちがえた問題は消さずに残しておき、復習の際「なぜまちがえたのか」を見直しましょう。

大事なポイントや、図やイラストは大きく書きましょう。特に図やイラストには、大事な情報がつまっていますので、復習に大変役立ちます。理科や社会科にも取り入れてほしいポイントです。図を書く時はフリーハンドでもかまいません。

出来る限り単元ごとにページを変えるようにしましょう。

特に計算式は、縦と横をそろえて書く癖をつけましょう。きれいにそろっているノートは、後で見直す時に大変わかりやすいです。記号をそろえるなど、意識的に実践してください。

問題の番号を書いていれば、見直しをする際に便利です。

 
 
 

テキストを書き写す手間を省いて、時間短縮してみましょう。

英語の予習ノートには、英語で日付を書く癖をつけたいですね。

授業中にメモをするために、予習の時点では空白をつくりましょう。メモは復習する際に何が重要かわかるように、矢印や囲いで目立たせましょう。テキストと構文に関連がある時は、数字などを使ってわかりやすくしましょう。

「どの色を使おうかな?」と迷っている時間がもったいないですね。特に授業中なら、その迷っている間に大事なことを聞き逃す可能性もあります。もっとも重要な部分を赤色、次に重要な部分を青色というように、できるだけ少ない色数で、自分なりのルールを決めて使ってください。

 
 
 

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