学校、受験、入試対策、社会歴史から一般教養まで幅広く発信しています。

目標を決めたら! 始めよう!タイムスはいつでも君の味方です!

メールフォームでも受付中

関塾TIMES

今月のタイムス

関塾タイムス特集記事

大学の学長、塾先生の勉学時代

関塾タイムス・イラストギャラリー

タイムス編集部だより

関塾

KANJUKUTIMES

tel06-6241-5050

〒541-0056
大阪市中央区久太郎町3-4-30
船場グランドビル六階

関塾

>>バックナンバーはこちら

 

博物館ってどんなところ?

 博物館とは、自然史や歴史、民族、美術、科学、交通などのある分野について、価値のある資料を収集・保存し、それらについて研究するだけでなく、展示をして広く一般に情報公開する施設です。
  博物館に保存・展示されている資料を収蔵品と呼びます。収蔵品には、博物館が購入した品、寄託品(所有者から保管を依頼された品)、寄贈品(所有者から贈り与えられた品)などがあります。それらの多くは、博物館の収蔵庫に保管されています。展示されている物は、実は収蔵品の一部なのです。

 

博物館での学芸員の役割

 博物館には、学芸員と呼ばれる専門の職員がいます。収蔵品について調査・研究を行うだけでなく、保存や展示、普及活動についても担当します。他の博物館から収蔵品を借りるための交渉や、イベントの企画・準備、来館者への対応なども学芸員の仕事です。物を大切にできる人、一つもしくは複数のテーマについて根気強く研究を続けられる人、人と接することが好きな人などが学芸員に向いているようです。
  学芸員になるためには資格が必要となります。学芸員の資格は、日本の博物館法に定められた国家資格です。資格を得るためには、大学で定められた科目の単位を修得するか、単位修得相当の実務経験が認められること、もしくは文部科学省の学芸員資格認定に通過するなどの方法があります。また、学芸員の資格を得たからといって、すべての博物館で働くことができるわけではありません。個々の専門分野に合った館に応募します。学芸員の就職先は様々です。博物館には、美術(美術館など)、歴史(歴史博物館、史料館など)、自然史・地学(自然史博物館など)、宇宙(天文台など)、生物(動物園、植物園など)などの幅広い分野があります。しかし、実際博物館の学芸員として採用される人数は、全国で毎年数十人ほどと言われていて、狭き門であるようです。「どうしてもこの博物館で働きたい!」という熱意も、学芸員には必要なのかもしれませんね。

 

展示の種類を知っておこう

 展示は、大きく2種類に分けられます。博物館の収蔵品を日常的に公開するのが常設展示です。もう一つは、テーマに沿って実施される企画展示です(特別展示、記念展示という名称の場合もあります)。たいていは常設展示よりも規模の大きな展示となり、収蔵品だけでなく、他の博物館や個人の所蔵家(コレクター)などから展示するための品を借りてきます。また、企画展示には、博物館自らが企画する展示と、同じ企画が複数の博物館で行われるもの(巡回展)の2種類があります。企画展示は年に数回実施されます。ホームページなどでテーマをチェックしてみましょう。

 
 
 

博物館の工夫いろいろ

 博物館では、文化財などの貴重な収蔵品をより間近で、わかりやすく見学できるように、様々な工夫を凝らしています。また、展示に際しては、文化財の劣化を防ぐ工夫もされているのですよ。
@展示ケース…収蔵品を展示ケースに入れる理由は、直接触れられないためだけでは
  ありません。人の出入りによって、外から展示室へチリやホコリが持ち込まれます。
 また、見学者の体温が室温を上げたり、汗や吐く息によって湿度が上昇したりする
 可能性があります。これらは展示品の劣化を招く原因となるのです。ケース内で展示
 することで汚れを防ぎ、中の温度と湿度を一定に保つことで劣化を防ぐことができます。
A照明…展示品をわかりやすく、魅力的に見せるため、照明の種類・角度などが工夫
 されています。また、長時間照明にさらすことは文化財の負担になってしまうため、
 定期的に「展示替え(展示品を入れ替えること)」を行っています。
B展示解説…展示のテーマについての解説、個々の展示品についての解説(展示
 カード)などがあります。パネルだけでなく、音声や映像、模型などを用いる場合もあり
 ます。
C学芸員・ボランティアスタッフ…展示の見どころや、展示品についてのより詳しい解説
 をしてくれます。展示の解説ツアーなどのイベントも利用しましょう。

 
 

知っておきたいルールとマナー

 展示を見学する際のルールやマナーについて、ぜひ知っておきましょう。他の見学者の邪魔にならないように、展示物を汚したり傷付けたりしないように気をつけたいですね。
@道線…あらかじめ想定された見学ルートのことです。道線がある場合、展示室には「(見学)順路」を示した案内表示板が設置され
  ています。見学者同士がぶつかったりしないように、また展示品を時代順に、見学してほしい順に回れるように誘導するものです。
A注意事項…展示品を汚したり、傷付けたりしないために、鑑賞のルールを守りましょう。指定された場所以外での飲食は禁止が
 原則です。写真撮影については、撮影禁止、フラッシュを使用しての撮影禁止、三脚を使っての撮影禁止など館によってルールが
 定められています。ただし、撮影が許可されている「撮影スポット」があれば、どんどん写真を撮ってください。
Bメモを取る…何か調べたいことがある場合、または展示品について記録をしたい場合は、鉛筆を使うようにしましょう。万が一、筆
  記用具が展示品などに触れてしまった場合、インクがついてしまうと落ちません。また、他の見学者の邪魔になったり、指紋などで
  汚れてしまったりするので、展示ケースを使ってメモを取るのもマナー違反。メモ用紙を挟むバインダーなどを持参するのがベター
  です。

 
 
 

江戸・東京を体験する施設

 2013年に開館20周年を迎えた江戸東京博物館。江戸時代、そして明治時代以降の東京の歴史遺産を保存・研究して、未来の東京の姿を考えるための施設です。常設展示室は「江戸ゾーン」と「東京ゾーン」、そして「第2企画展示室」から構成されています。貴重な歴史資料とともに、実物大に復元された江戸時代の日本橋や芝居小屋・中村座、明治時代の朝野新聞社なども展示され、タイムトリップしたような感覚が味わえるのが人気です。

常設展示室は2014年12月1日より改修工事のため閉鎖されます。2015年3月28日リニューアルオープン。

 

歴史を身近に感じる仕掛け

 江戸東京博物館では、展示内容をよく理解してもらうため、また江戸・東京の歴史と文化を身近に感じてもらうためのイベントがその時々に応じて開催されています。常設展示室の中村座前で落語や和太鼓などの伝統芸能を鑑賞できる「えどはく寄席」や、浮世絵摺りや歌舞伎の化粧を体験するなどユニークな企画がいっぱいの「ふれあい体験教室(一部事前応募制)」が人気です。歴史について詳しく知りたい時は、学芸員が展示の解説や見どころを紹介する「ミュージアムトーク」に参加してみましょう!

 
 
 

国内4番目の国立博物館

 国内4番目の国立博物館として、2005年に開館。博物館のある太宰府は、古代より大陸とのかけ橋となってきた重要な地です。館内には、「文化交流展示室」と「特別展示室」があります。「文化交流展示室」と呼ばれるスペースが常設展示で、常時800〜900点もの貴重な歴史資料が、迫力たっぷりの方法で展示されています。遣唐使船の積荷を復元した展示や、スーパーハイビジョンシアターでの映像体験など、わくわくする仕掛けも魅力です。

 

体験型展示室「あじっぱ」

 館1階にある体験型展示室「あじっぱ」は、親子で楽しめるスペースです。日本の歴史の中で交流のあったアジアやヨーロッパの国々の衣装や生活雑貨、おもちゃなどが、屋台の品々のように展示されています。展示室内にある「あじ庵」のコーナーは、各国の民族楽器に実際に触れてみるなど、各地の文化を体験できる様々な展示が魅力です(展示内容は定期的に変わります)。また、「ジャワのガムラン演奏体験」や「なりきり考古学者体験」などのユニークな企画が目白押しのワークショップも大人気。ホームページでチェックしてみましょう!

 
 

Page Top