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明治時代から続いているコニシ株式会社。はじめは、たくさんの薬屋さんが集まる大阪の道修町で、薬や化学品などの問屋(卸売業)をしていました。戦後、自社の製品をつくりたいと思っていた東京支店(現在の東京本社)の社員が、一人の研究者と出会いました。その研究者は、旧満州国(現在の中国東北部)の鉄道会社にいた頃、接着技術について研究していたそうです。
2人は故郷が同じだったこともあって意気投合。研究者は会社に入って、接着剤の開発を始めました。

明治時代から続いているコニシ株式会社。はじめは、たくさんの薬屋さんが集まる大阪の道修町で、薬や化学品などの問屋(卸売業)をしていました。戦後、自社の製品をつくりたいと思っていた東京支店(現在の東京本社)の社員が、一人の研究者と出会いました。その研究者は、旧満州国(現在の中国東北部)の鉄道会社にいた頃、接着技術について研究していたそうです。
2人は故郷が同じだったこともあって意気投合。研究者は会社に入って、接着剤の開発を始めました。

 

 

 

 

●世界遺産を修復

接着剤は建築業界で大活躍!コニシ株式会社の売上の44%は住宅関連だそうです。釘を使わないことで柱などが錆びにくく、家が長持ちします。壁の補修にも耐水性に優れた接着剤が使われています。皆さんの家は接着剤で建っているといっても過言ではないのです。
そんなコニシ株式会社の接着剤は、なんと世界遺産のアンコール遺跡群で修復に使われています。当時の姿を大切にしながら、砕けた石像などを修復しています。

 

●サンゴ礁を守り育てる

コニシ株式会社の接着剤は、橋やトンネルなど土木工事でも使われています。水中の橋脚用の接着剤に目を付けたのが、サンゴを育てて守っている人たち。サンゴの子ども(稚サンゴ)を海中の岩場などに移植する時に、コニシ株式会社の接着剤を使用しているとか。開発した時は思いもしなかった使い方に、山本さんたちも大変驚いたそう。
「たくさんの人が、コニシの接着剤の特徴を活かして、工夫して使用してくださっています」と山本さん。これから先も、接着剤があっと驚く活躍を見せてくれることでしょう。

 

●軽量化も実現!

自動車や半導体などの産業分野でも、たくさんの接着剤が使われています。接着剤を使用することで、製品の軽量化が実現できるのです。性能・品質の向上、燃費や省エネなど環境への配慮からも、軽量化は最重要課題と言えます。薄くて軽いスマートフォンの薄い液晶画面にも、コニシ株式会社の接着技術が使われています。

 

 

『ボンド木工用』の使い方

山本さんによると、接着剤は塗りすぎないことが大事なのだとか。『ボンド木工用』は、素材の穴や隙間に入り込んだ後、水分だけが抜けて固まり、接着します。水の逃げ道がないと固まりません。『ボンド木工用』を塗りすぎると、外側から固まっていき、中の水分が逃げられなくなってしまいます。そうすると、しっかり接着できません。薄く均一に塗るようにしましょう。
 また、塗りすぎてしまったり、失敗してしまったりした時は、水で濡らした布などでふき取るといいそうですよ。乾いてしまった後なら、お湯でゆっくり溶かして、やわらかくしてから落としましょう。この時、素材が傷まないように気をつけましょう。

 

 

 

どうして『ボンド 木工用』でスライムができるの?

『ボンド 木工用』は、酢酸ビニル樹脂と水でできています。このうち、酢酸ビニル樹脂には、つぶつぶの固形分が含まれています。食塩を混ぜることで、酢酸ビニル樹脂のつぶつぶとかたくり粉とがくっついて、スライム状になると考えられています。

 
 
 
 

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