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研究テーマの決め方

まずは研究のテーマを決めましょう。
テーマ選びのポイントは次の通りです。

①学校の授業を思い出す
教科書に書かれてあること、授業で習ったことを確かめる研究は面白そうですね。
「これは本当のことなのかな?」と疑問に思ったら、研究のチャンスです!

②好きなことを追究する
長い夏休みは、時間をかけてじっくり作業に取り組めますね。
この機会に、好きなことをとことん調べてみるのもいいでしょう。
例えば、手先を駆使してみようと思うなら、スケールの大きな工作に取り組んだり、発明に挑戦したりしてもいいですね!

③ヒントは身近な場所に
家の中、公園、道端など、ふだん何気なく過ごしている場所に、思わぬ不思議が落ちていることも。
よーく観察してみましょう。

 
 

下調べをし、予測を立てる

テーマを決めたら下調べをしましょう。
学校の図書室やインターネットなどで情報を集めます。そして、疑問に思ったことや、「実際に結果を見てみたいな」「自分でも やってみたいな」と思ったことなどを書き留とめていきます。
もっと多くの情報を手に入れたい時は、博物館や資料館などに行ってみるといいですよ。
次に、情報を集めて出て来た疑問や好奇心の中から、実験や観察をして確かめてみたいことを抜き出します。そして、実際はどのような結果になるか予測(仮説)を立てます。そうすれば「何について調べれば、そのことがわかるか」見通すことができます。見通しが立てば、実験や観察の方法を決めることができますね。
実験や観察の方法がわからない時は、学校や塾の先生に質問してみましょう。
 
 

研究の準備をする

実験や観察の方法が決まったら、さっそく準備にかかります。

①予定表の作成
自由研究の提出日をゴールにして、それまでにしなければならないことを決めます。
具体的に計画を立てましょう。

②器具や材料の調達
実験や観察に必要な物を集めます。
時には、自分の手で器具を手作りしなければならないかもしれません。
顕微鏡などが必要な時は、学校の理科室に問い合わせてみましょう。
実験室が利用できる科学館でもいいですね。
使用した器具や材料も記録しておきましょう。

③予備実験・観察をする
場合によっては予備の実験や観察をします。
予測(仮説)を確かめる本実験や観察に対して、準備のための実験・観察です。
例えば、手作りの実験道具がうまく作動するかなどを確かめます。
また、本番の研究対象に取りかかる前に、似たような条件で他の対象を実験・観察することもあります。
目的に応じて行いましょう。

 
 
 
 

安全に気を付ける

準備ができたら、さっそく実験・観察に取りかかりましょう。
その際に最も気を付けたいことは、安全の確保です。特集1『小さな宇宙を探検だ!』でも紹介しましたが、自然環境下では危険がたくさんあり、時に大ケガにつながります。
滑りやすい場所、水深がある場所、水の流れが速い場所、急斜面や崖がある場所、暗くなると道がわかりにくくなる場所など、実験・観察を行う際の危険を事前に把握しておきましょう。当日の天候にも気を配りたいですね。その上で、身を守るための装備を整えたり、安全に配慮した行動を心がけたりしましょう。
大人に見守ってもらいながら、取り組むようにしてください。
屋内で実験を行う際にも、道具や薬品の扱いに注意しましょう。
特に火を使って実験する場合は、必ず大人の目がある時に行ってくださいね!

 
 

実験・観察を行う

安全について確認できたら、いよいよ実験・観察です!  
研究に失敗はつきものですので、諦めずに根気よく続けましょう。 自分なりに工夫して成功した時の喜びは、とても大きなものです。実験や観察の記録は必ず残しましょう。 結果だけでなく、途中経過も丁寧に書き留めます。失敗した時も、その詳しい内容を記録に残しておくことで、次にその反省点を活かすことができますね。
自由研究をまとめる際に記録はとても大事なものとなります。

①日時・場所・天候
いつ、どこで、どのような状態の時に実験・観察を行ったかを記録します。
同じ時間や場所でも、気温や天候によって結果が変わる可能性もありますね。

②方法・経過・結果
どのように実験・観察を行ったのか、結果はもちろん経過はどうだったかも丁寧に記録します。

③スケッチ
経過や結果について、なるべくスケッチを行います。
写真や映像などで残してもいいですね。
自然物を観察した際は、詳細に記録しておくと後で役に立ちますよ!

④考察
結果について考察を書き留めます。
失敗した場合は、その原因を考えます。
次の実験・観察に対する目標も書き込んでおくといいですね。

 
 
 
 
 

まとめのポイント

実験や観察の結果を、一つの作品にまとめ上げるまでが「研究」です。

①研究テーマ
実験や観察の内容が具体的にわかるように、サブテーマを加えてもいいですね。

②研究のきっかけ
なぜこの研究をしようと思ったのか、理由を書きましょう。
テーマに興味を持った きっかけも書けるといいですね!

③研究の目的と仮説
研究の目的、結果の予測(仮説)をまとめましょう。

④研究方法
途中経過の記録も一緒にまとめます。
スケッチや写真などをたくさん使うと、わかりやすく表現できますね。

⑤研究結果
実験や観察の結果を正確にまとめます。

⑥考察と結論
研究結果のデータから、どのようなことが考えられるかをまとめましょう。
③研究の目的と仮説と⑤研究結果とを比較して、仮説が合っていたところ、違っていたところを書き分けてみましょう。

⑦反省点
今回の実験や観察がうまくいかなかったとしても大丈夫!
「失敗は成功の母」といいます。
失敗の原因を考え、次にどう活かすかを考えましょう。
次回の自由研究でリベンジしてもいいですね!

 
 

まとめ方の工夫

学校に提出した自由研究は、教室などに掲示されることがあります。誰が見てもわ かりやすいように、まとめ方を工夫してみましょう。たくさんのデータを集めた時は、表やグラフを使うと結果が一目瞭然ですね。
特にグラフは、調べた結果を視覚的に表すことができるので、とても効果的です。
地域の歴史や産業などについて調べたなら、模造紙や画用紙を使って新聞形式でまとめても面白いですね。

 

考えを深めるために

実験や観察をして終わりでは、もったいないですね!
例えば「こんな生き物を見つけました!」だけだと、単調な発表になってしまいます。その生き物の名前、生態などを調べて研究を深めましょう。ひょっとすると、その生き物は、これまでであれば見つからなかった場所にいたかもしれません。環境の変化を証明する、思わぬ発見につながるかもしれませんよ。
実験や観察の成果について、図書館の本などを使って調べてもわからないことがあれば、科学館や博物館などに行ってみるのもおすすめです。科学館や博物館には、「学芸員」という、その分野を専門とするプロの研究者がいます(解説ボランティアがいる施設もあります)。
実験や観察の結果について専門家の意見がもらえたら、内容もより充実しますね。また、自由研究を対象にしたコンクールもいくつかありますので、そこに応募することを目標にすると、モチベーションもアップするのではないでしょうか。ぜひ挑戦してみましょう!

 
 
 

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