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どうして風邪をひくの?

 わたしたちは、なぜ風邪をひくのでしょう。多くの場合、風邪は「急性上気道炎(普通感冒)」といって、呼吸器に起こる感染症のことを指します。原因は空気中に漂うウイルスや細菌です。
空気中には、目には見えなくても、たくさんのウイルスが漂っています。それらは、わたしたちが呼吸をしたり、食事をしたりするたびに、空気と一緒に体内に入ってきます。
 風邪をひき起こすウイルスには、いくつかの種類があります。最も一般的なのは、いわゆる鼻風邪の原因となるライノウイルス。
「プール熱」の原因となり、咽頭炎えんや気管支炎、結膜炎などを引き起こすアデノウイルスは、感染力が非常に強いことでも知られています。
また、風邪よりも高熱をともなうインフルエンザは、全身の倦怠感、食欲不振などを引き起こします。こちらにも注意しておきたいですね。
 風邪をひくと、発熱や鼻水、咳などの症状が出ます。こうなってしまうと受験勉強どころではありません。
わたしたちは、ウイルスを吸い込んでしまうと、必ず風邪をひくのでしょうか? 実はそうではなく、吸い込んだ時の“体の状態”が、風邪をひき起こすかどうかを左右します。
 

体が弱ってしまう原因

 ウイルスは、わたしたちの体内で数を増やしていきます。そうなると風邪をひきます。健康な状態の時は、体内でウイルスの増殖を抑えることができます。
ところが、体が弱っていると、免疫力が低下してウイルスを抑えることができません。そこで、ウイルスが体内で増えないように、体を丈夫にしておくことが大切になります。
また、冬は空気が乾燥していますが、同じようにウイルスも乾燥するので軽くなります。つまり、冬場は空気中にたくさん漂っているのです。
 風邪をひかないために、体が弱る原因を知っておくと良いでしょう。体が弱る原因は様々です。食べ過すぎや偏食、睡眠不足など、生活習慣の乱みだれもその一つ。
体のリズムが壊れたり、栄養が偏ったりすると、免疫力は低下します。ストレスや疲労も免疫力の低下を招きます。勉強の合間まに適度なリフレッシュをすることは、とても大切なのです。
また、これらは適切な睡眠や入浴などによっても和らげることができます。
ほかには運動不足も原因となります。
体を動かすことはストレス発散だけではなく、脳を活性化させるという研究結果もあります。
 では、次のページからは、風邪予防のための具体的なポイントをを紹介しましょう。
イラストのマナブくんみたいにならないように、気を付けたいですね!
 
 
 

正しい方法で手洗いしよう

正しい手洗いの方法はご存じですか?まずは水道水で汚れを落とし、石鹸をしっかりと泡立てて洗っていきます。指や爪の間、手の甲、手首までしっかりと洗いましょう。物に触れることが多い指先や爪の間は、手のひらの上で軽くこするようにして洗います。爪を伸ばしすぎないことも、手の清潔を保つことにつながります。
最後は泡を残さず水で流し、乾かわいた清潔なタオルで水気をふき取ってください。
 ウイルスは大変小さく、わずかな隙間にも入り込みます。
外出後、食事の前などには必ず手を洗いましょう。また、ウイルスは髪の毛にもつきやすいので、手を洗った後はなるべく触らないようにしたいですね。
 
 

「ガラガラ」うがいが大事

手洗いと同じく、うがいも風邪予防の基本です。空気中に漂っているウイルスは、わたしたちの知らない間に口から入り込んで、喉の粘膜に付着しています。
そのウイルスを洗い流すためのうがいです。
うがいも手洗いと同じく、正しい方法で行うことで効果を発揮します。できればうがい薬を入れた“うがい液”で行うことが望ましいです。
まず、口に液を含ふくみ「ブクブク」と少し強めにゆすいで吐はき出します。
もう一度液を口に含んで、今度は上を向いて約10~15秒「ガラガラ」うがいをします。喉の粘膜に付着したウイルスは、「ブクブク」うがいでは落ちません。できれば2回「ガラガラ」うがいをしましょう。
また、ウイルスが口の中に侵入するのを防ぐアイテムとして、マスクは効果があります。
鼻から顎をすっぽり覆い、左右にも隙間をつくらないようにして、正しく装着しましょう。
正しく装着できていないと、マスクをしていてもウイルスは侵入してくるので要注意です。
また、マスクをしても、手洗いうがいは徹底しましょう。
 
 
 

免疫力を高めるとは?

 免疫力とは、体を健康な状態に保つ、ヒトが本来持っている防衛機能です。
風邪をひくと発熱や鼻水、咳などの症状が出ますね。これらは、侵入したウイルスを排除しようとして、わたしたちの体が低下した免疫機能を高めようとして起こるのです。つまり、ふだんから免疫力を高めておけば、ウイルスの増殖を防ぐことができます。
 免疫力を高めるために、食事、睡眠、入浴、軽い運動に注目してみましょう。皆さんはふだんから3食バランス良く食べていますか?睡眠時間はどのくらい確保しているでしょうか。
湯船に浸つかって体を温めたり、適度な運動をしたりしていますか?
 
 
 

風邪をひかない体づくりを

 では、それぞれ、どのような点に注意すれば免疫力を高めることができるのか、一つずつ見ていきましょう。
 免疫力を高めるためには、まずバランスのとれた食事が必要です。鼻や喉の粘膜の機能を維持する働きをしてくれるのは、ビタミンAを含む食材です。
レバーや卵、バターなどの乳製品に多く含まれています。
また、タンパク質は基礎そ体力づくりに欠かせない栄養素です。
体力が落ちると免疫力も低下してしまいます。
特に大豆類には良質なタンパク質が含まれていますので、納豆や豆腐などを積極的に食べるようにしたいですね。
 次に睡眠についてです。良質な睡眠は生活のリズムを整え、免疫力を高めることにつながります。
睡眠が十分でないと、免疫力をコントロールする自律神経が乱れてしまいます。
ストレスも自律神経が乱れる原因になります。
 入浴も大切です。少しでも勉強時間を確保したい受験生の皆さん、シャワーだけで済ませていませんか?
少しぬるめのお湯に15分程度浸かると、いろいろな効果が期待できるのですよ。お湯の中では、浮力によって体が軽くなるので、全身の緊張が解けてリラックスできます。
また、体を温めることによって血のめぐりが良くなり、新陳代謝が活発になって老廃物や疲労物質を体の外へ出す効果も高まります。
それから、水圧がかかることで横隔膜が上がり呼吸数が増えるので、風邪への抵抗力をつけるために必要な心肺機能もアップします。
 最後に、適度な運動も取り入れましょう。
心肺機能アップだけでなく、ストレス発散にもなります。
そうは言っても、受験生の皆さんは忙しくてなかなか時間が取れないでしょう。
通学時間に早歩きをしたり、ペットの散歩をしたりと、生活の一部に運動を取り入れるといいですね!
 
 
 
 
 

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