>>バックナンバーはこちら

 
 

研究テーマの決め方

長・短期留学、短期研修、修学旅行などを通して、生徒全員が海外を体験するという大阪薫英女学院中学校・高等学校。約30年前から国際教育に取り組み、毎年多くの生徒が留学するニュージーランドとは、特に深い交流が続いています。2001年には当時ニュージーランドの首相だったヘレン・クラークさんが来訪し、英語教育の様子を視察したほどです。
国際教育に注力する同校の、もう一つの大きな特長は“女子校”であるということ。
生徒たちは、異性に萎縮することなく、伸び伸びとした環境で、授業にクラブ活動にとありのままの自分を表現しています。また、学校の二大行事である体育祭と文化祭では、全員が一つの目標に向かい取り組むことで、大きな感動が生まれます。体育祭と文化祭の後は、全校生徒で踊るマイムマイムが圧巻です。
学年関係なく仲良く手をつないで踊っている様子は、とても楽しそうです。
動画で“薫英 マイムマイム”を検索してみましょう!

 
 
 

SGコースの高い英語力!

12ページからは、留学経験者による座談会を掲載しています。今回この座談会に参加してくれたのが、大阪薫英女学院の6年間一貫教育・SGコース(国際科)に通う3名です。このコースでは、「21世紀の国際化社会をたくましく生きる女性を育てる」ことを目標に、一流の英語力を育てています。その実績は驚くほど高く、英語検定であれば、文部科学省が高校3年までに50%の取得を目指す準2級を、高校1年生の段階でクラス全員がクリアしているほどです。
中でも、中学3年生から高校1年生にかけて経験する留学後に英語力が格段に伸びる生徒が多く、準1級、1級取得者も複数人輩出しています。英検1級程度の語学力といえば、東大が推薦入試で求める条件の一つと同レベルです。こうして比べただけでも、ずば抜けた英語教育の一端が伺えます。

   
さて、そんな生徒たちの英語力を格段にアップさせたという、SGコースの留学制度。特に、今回座談会に参加してくれた3人が通うSGコースの国際科では、中学3年生の冬から高校1年生にかけ1年間の長期留学を経験します(普通科は短期留学を選択)。じっくりと英語に馴染んでいけるだけでなく、日本を外から見ることで気づくこともあるようです。では、さっそく「留学して将来の目標ができた」「内面が変わるきっかけになった」という、SGコースの生徒たちの声を聞いてみましょう!
*SG=スーパーグローバル
 
 
 

大阪薫英女学院中学校・高等学校
大阪府摂津市正雀1-4-1 TEL:06-6381-0335(入試担当直通)
https://www.kun-ei.jp

 
 
 
 

―― なぜ大阪薫英女学院中学校を受験しようと思ったのですか?

有馬さん「私学展に参加した時、薫英のネイティブの先生に『Hello! 』と明るく声をかけてもらえたのが嬉しかったからです。この学校でなら、小学6年生の時に通っていた英会話スクールのように、英語を楽しく学んでいけそうだと感じました」
清水さん「薫英は英語教育や留学も魅力ですが、やっぱり一番は学校の雰囲気の良さだと思います。
特に、文化祭を全力でがんばる先輩たちの姿を見て、その明るさとパワーに惹かれ、薫英一本でがんばろうと決めたんです」
山﨑さん「わたしは幼稚園から英語を習っていて、家族で海外旅行も経験しました。
でも、旅行では英語を話す機会がほとんどなくて。幼稚園の時のことなんですが、海外のレストランで親からメニューを奪って『わたしがオーダーする!』って言い張ったのを覚えています。
そんな経験をしてきたので、薫英に入学して英語を学び留学を経験すれば、自分にとって大きなプラスになると思ったんです」

 

―― 皆さんは中学3年生の3学期から高校1年生にかけての1年間、
ニュージーランドで暮くらしたわけですが、英語は最初からスムーズに話せましたか?

有馬さん「話せませんでした。会話のスピードに慣れるまでが大変で、聴き取るだけでも精一杯。
正しい文法を考えて答える時間もありませんでした。薫英の授業でネイティブの先生がたくさん話しかけてくれたことが力になって、それで何とかついていけた感じです」
清水さん「みんな初めは照れくさかった部分もあったと思います。少しずつ自然に会話できるようになりました」
山﨑さん「現地の若者の省略語が難しかったです。
くだけた会話というのが、まったくわからなくて苦労しました」

 

―― 現地でどんな授業を経験しましたか?

有馬さん「わたしと清水さんは同じ姉妹校に通いました。現地の生徒と同じ授業に参加したんですよ。
英語(国語)と数学、理科、社会科、それから美術とインテリアデザインの授業も選択しました」
清水さん「わたしは、最初の半年は美術を、後半はメディアスタディという授業を選択しました。
メディアスタディでは、映画を観たり、自分たちで新聞を作ったりして、楽しかったです」
山﨑さん「わたしが通った学校も、だいたい同じ感じです。日本の授業とは違うところがたくさんあって、とても驚きました。ディスカッションが中心なので、積極的に発言しないといけなくて。
最初は発言する内容を事前に考えて授業に臨んでいたのですが、そのうちその場で思ったことを言えるようになりました」
 

―― ホームステイを経験したそうですね。

山﨑さん「わたしは60代のホストマザーとネコとの3人(?) 暮らしでした。
マザーは知識が豊富で、ニュージーランドの歴史にも詳しい方だったので、一緒に出かけると楽しいことばかりで! 北島の端にある小さな漁村にも連れて行ってもらったんですよ。田舎での暮らしは、観光旅行では体験できないことばかりでした」
有馬さん「友達になった姉妹校の子たちの家に行って、料理をしたり、ゲームをして遊んだりしたことが良い思い出です」
清水さん「わたしはホストマザーとスキーに行きました。南半球は日本とは季節が逆なので、すごく新鮮でした。でも、その日は雨が降っちゃって、残念ながらスキーはできなかったんですけど(笑)」
 

―― 留学生活を経て、皆さんが「変わった」「成長した」と感じるところはどこですか?

清水さん「帰国後、バトン部に入ったことです。バトン部は文化祭や体育祭で演技を披露するし、ふだんの練習にも力を入れています。のんびりとした性格のわたしには、あまり向かないと思っていたのですが、見学に行ったら先輩たちがとても楽しそうで、すぐに入部を決めたんです。
自分でも驚くほど積極的に行動できました」
山﨑さん「わたしは英語力が各段にアップしました! 帰国後、同時に受けた英検準1級と1級に合格した時は嬉しかったです。留学前は、準1級に何回チャレンジしてもだめだったので、自分でもびっくりしています。次はTOEICで900点以上を目指したいです!」
有馬さん「わたしは他人に興味を持つようになりました。『この人は何を考えているんだろう? どう感じているんだろう?』と、相手のことを自然と考えるようになったんです。
『何に関心があって、将来はどんな仕事に就きたいんだろう?』といったことも考えます。
ニュージーランドでは、相手が何を話しているか聴き取れないこともありました。
そんな時は、その人の思いを汲み取りながら会話を進めました。
そうした経験が活きていると実感しています。
大学では、人についてもっと深く学べる分野に進みたいです!」
 
 
 
 
 

88年の歴史と一貫教育

1929年に創立され、88年もの歴史を有する恵泉女学園中学・高等学校。
創立当初から制服がないという同校では、生徒たちは互いの個性を認め、尊重し合いながらいきいきと学校生活を送っています。
また、行事ではよりよいものにしようと活発に意見を交換し合う等、積極性にも優れています。

そんな同校では、6年間一貫教育を通じて、生徒一人ひとりの個性を伸ばし、それぞれに合った進路へと導きます。
21世紀をしなやかに生き、たくましく活躍する女性を育てるため、充実したカリキュラムときめ細やかなサポートが用意されています。
その中でも“英語の恵泉”と言われるほど、英語教育には定評があります。
 

自信を持って発信できる英語力

“英語の恵泉”と言われますが、中学から本格的に英語を学ぶ生徒がほとんどです。
中学ではまず、語学習得には不可欠な毎日の学習習慣をつけます。
小テスト後には各自で直しノートを作成し、教員の添削を受けながら弱点を補うことで、全員が中学での基礎をしっかりと身につけます。更に高校では毎週のエッセイ課題やスピーチコンテストなどを通して実力を磨き、自信を持って発言できる英語力を身につけていきます。
また、海外のニュースや新聞を教材とするユニークな授業もあります。
多様な留学制度も魅力の一つです。夏の短期留学、3か月留学、1年留学の他、夏休みにアメリカから大学生を招き、コミュニケーション能力を磨くプログラムなど、実際に英語を使う機会がたくさんあります。

何より、学内には自由でオープンな雰囲気があり、まちがいを恐れず発言することを大切にしているので、生徒たちも堂々と発言し、積極的に授業に参加しています。中学3年修了時までに半数以上が英検準2級、高校2年修了時までに半数以上が英検2級を取得。
*GTECは高校1、2年生が全員受験しますが、リスニングとライティングのスコアが高いことが特徴で、高校2年までに66%の生徒が高校卒業推奨レベル、31%が海外進学を視野に入れることができるレベルに達しており、外部試験を活用した大学入試にも対応しています。
 

恵泉女学園中学・高等学校
東京都世田谷区船橋5-8-1 TEL:03-3303-2115
http://www.keisen.jp/

 
 
 
 
 

生徒の自主性を重んじる

吉祥女子中学・高等学校は、「社会に貢献する自立した女性の育成」を建学の精神とし、2018年には創立80周年という節目を迎えます。
「知的探究心をはぐくみましょう」「言葉と行動に責任を持ちましょう」「互いの価値観を尊重しましょう」という3つの校是のもと、生徒たちは明るく元気に、授業や行事などに積極的に取り組んでいます。
制服は紺無地のプリーツスカート、またはズボンを正装としている点を見ても、生徒の自主性を重んじる校風が伺えます。

 

カナダ語学体験ツアー

吉祥女子では中学3年生全員がカナダ語学体験ツアーに参加します。
生徒たちはカナダにある姉妹校での交流や滞在中のホームステイを通して、生きた英語に触れます。
中学3年生の早い時期に海外を体験することは、世界へつながる広い視野を養う良い機会となります。
文化的背景の異なる人々との交流から多様な価値観を知り、複眼的なものの見方を身につけることができるのです。また、高校1年生と2年生の希望者には、夏休みにオーストラリアセミナー、春休みにアジアツアーを行います。さらに、高校では毎年10名ほどの希望者が1年間の海外留学を経験します。
海外の高校の単位が日本でも認められる単位互換制度もあり、生徒たちは積極的に留学を検討しています。
短期留学生の受け入れも盛んで、留学生と学校生活を共にするという経験を通して、生徒たちは国内にいながらも、同年代の生きた英語に触れることができます。
同校では、短期語学研修や1年留学を経験した生徒全員が、外国語学部や語学関連の仕事を選択するわけではありません。理系学部、特に医学部に進学するケースも珍しくなく、それぞれが英語を糧に将来の夢をつかみ取っています。もちろん、海外で活躍する卒業生もたくさんいます。
そして、その卒業生たちは、社会で輝く仲間たちの存在を互いに心強く思っています。

 
6年間の英語教育を通して、「一人ひとりが違うということを肯定的に捉え、多様性を自然と受け入れることができる土壌」を培ったからこそ、世界を舞台にしなやかに働くことができるのだと卒業生たちは言います。
 

吉祥女子中学・高等学校
東京都武蔵野市吉祥寺東町4-12-20 TEL:0422-22-8117
http://www.kichijo-joshi.ed.jp

 
 

関塾に通いたい方

関塾で働きたい方

バックナンバー

協力校

Page Top