関塾が発行する親子で楽しむ教育情報誌、関塾タイムス

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2020年2月号 特集②

好きなスポーツ選手アンケート結果

まずは全体の傾向を見てみましょう

 票数は、1位と2位以外はほとんど差がなく、日本国内のみならず世界を舞台に活躍している様々な選手の名前が挙がりました。
 種目は、テニスが一番多く、野球、サッカーと続きます。その他は、バドミントンや陸上競技、水泳など。自分もやっていたり、観戦する機会が多かったり、身近なスポーツが多くの票を集めました。
 年代は、今まさに第一線で活躍している20代から30代の選手が7割を占める結果に。歳の近い10代の選手を応援する声や、既に現役を退いている70代・往年の名選手への賞賛も目立ちました。

\堂々の第1位!!/

テニス 大坂なおみ選手

大人気! 圧倒的な得票数

 2018年全米オープンで優勝し、初めて*1グランドスラムを制した日本の選手として歴史的快挙を遂げた大坂なおみ選手。関塾生アンケートでも、全票数の約2割、なんと2位の3倍以上の票を集め、見事1位に輝きました。寄せられたコメントから、その魅力に迫ります。
 「つよいし、かわいいから(東京都Dr.関塾新川1丁目校 Yuriさん)」「テニスが上手で面白い(神奈川県Dr.関塾ダイエー相武台校 キンプリLOVEさん)」「なおみ節が可愛い!!(東京都Dr.関塾多摩落合校大神田愛梨さん)」など、テニスの実力はもちろん、性格にも好感を抱いているというコメントが多数。また、「部活でテニスをやっているので。私もメンタルを鍛えたいです。(東京都Dr.関塾南つくし野校佐藤瑞希さん)」など、精神力の強さを理由に挙げるものや、自分も見習いたいといったものも目立ちました。憧れの存在でもあるようです。
 そんな大坂選手は2019年10月、日本国籍を選択したことを発表し、また大きな話題となりました。「TIMEにのったから(東京都Dr.関塾一番校マスターさん)」というコメントも寄せられ、『関塾タイムス』でも2018年の重大ニュースで取り上げましたが、今後も目が離せません。2020年の東京オリンピックでは、日本の代表として出場し、新たな活躍を見せてくれることでしょう。

*1国際テニス連盟が定めた、全豪オープン・全仏オープン・ウィンブルドン選手権・全米オープンの4大会のこと。

 

2019年1月の全豪ごうオープンでも優勝。

話題のテニス選手

 一番人気となったテニスでは、全米オープン準優勝の錦織圭選手や、解説者や指導者として著名な松岡修造元選手にも票が入りました。松岡元選手は「訪れた場所が猛暑日になるから。(静岡県Dr.関塾世界遺産センター前校 使天さん)」との票があったように、熱い人柄で知られています。

野球

 野球では、アメリカのメジャーリーグで活躍中、2018年には新人王に輝いた大谷翔平選手が一番人気。「アメリカで頑張ってるので応援している(神奈川県Dr.関塾青葉あかね台校 カズさん)」などの票を集め、アンケート全体でも2位となりました。日本人選手の新人王獲得はイチロー選手以来17年ぶり、イチロー選手は2019年3月に現役引退を表明しましたが、「自分のルーティンを絶対するから。(兵庫県Dr.関塾西宮山口校 濱田俊志さん)」などの票が入り、人気は衰えていないようです。国内で活躍中の選手では、オリックスの吉田正尚選手など「家族で京セラドームにオリックスの応援に行っています。ホームランをうってくれるから好きです。(京都府Dr.関塾山科大宅校 リンリンさん)」と、実際に球場に足を運んで応援しているという声も。

サッカー

 サッカーでは、2017年に弱冠16歳でプロ入りを果たし、日本代表にも選ばれている久保建英選手が人気でした。「僕くらいの年から世界で戦う。スゴイ(東京都Dr.関塾戸越銀座校 H・Kさん)」など、やはり歳の近い選手は注目を集めています。また、元日本代表の本田圭佑選手「サッカー愛がすごいところ。(山口県Dr.関塾福川校ほんとうにあった名無しさん)」や、横浜マリノスの仲川輝人選手「背が低いのに得点力がある。(神奈川県Dr.関塾鎌倉稲村ヶ崎駅前校 平沢陸さん)」も票を獲得。ポジションだと、日本代表の川島永嗣選手「ゴールキーパーで、プレーも上手く、かっこいい。(東京都Dr.関塾西小岩校A・Sさん)」など、ゴールキーパーへの票が多かったです。

その他

 バスケットボールでは、重複票も集めた八村塁選手やステフィン・カリー選手など、NBAで活躍している選手が人気でした。
 フィギュアスケートでの一番人気は、ソチ・平昌とオリンピック2大会連続で金メダルの羽生結弦選手。「努力によってのしあがった人だから(千葉県Dr.関塾南行徳駅前校 I・Hさん)」などの票が入りました。
 卓球では、丹羽孝希選手「自分は卓球部に所属していて、丹羽選手を目標に日々練習しているからです。(東京都Dr.関塾南つくし野校 加藤優一さん)」と、自らも卓球部に所属しているという理由が多かったです。
 水泳でリオオリンピックに出場し、現在は病気療養中の池江璃花子選手には「白血病でもがんばっている(大阪府Dr.関塾彩都西駅前校 T・Hさん)」「尊敬しているから。(大阪府Dr.関塾南茨木校ARASHICさん)」などのコメントが寄せられました。
 また、女子レスリング世界大会16連覇・個人戦206連勝などの記録を持つ吉田沙保里選手「人類最強だから(兵庫県Dr.関塾西宮山口校 マツエスタさん)」など、偉大な記録を残した選手はどの種目でも人気がありました。東京オリンピックでの新たな記録に期待しましょう!

熱心なファンのいる選手

 全く同じ内容の票(1人の関塾生が同じ選手に複数投票)は、重複票として集計数には含みませんでしたが、熱意はしっかり伝わりました!
 まずは、NBA(アメリカのプロバスケットボールリーグ)で活躍しているステフィン・カリー選手。「細かいドリブルが上手く、身体能力を使わないプレー(ディフェンスの間をくぐり抜けてシュートまでもっていけるところ)がお手本にしやすいから(神奈川県Dr.関塾白根校M・Yさん)」と、そのプレースタイルが理由に挙がりました。
 また、同じくNBAで活躍中、日本人初のドラフト1巡目指名を受けた八村塁選手。「カッコイイ(東京都Dr.関塾西小岩校 K・Aさん)」と、シンプルな理由ながら好きな思いが伝わります。
 そして、バレーボール日本代表の黒後愛選手。新エースとして期待される黒後選手には、「めっちゃかわいいし、バレーがすごくうまい。(神奈川県Dr.関塾白根校 A・Sさん)」と、やはりバレーの実力を理由とする票が入りました。

小説の中でも活躍する江夏豊選手

 江夏元選手には博士の愛した数式に出てくるし、好成績を残しているから。(埼玉県 Dr.関塾指扇校 エトワール☆さん)」という1票が入りました。『博士の愛した数式』(小川洋子著)は、事故で記憶が80分しか持たなくなってしまった元数学者の「博士」と、家政婦の「私」と息子「ルート」との触れ合いを描いた小説です。「博士」は阪神タイガースの大ファン。最も愛した選手として、*2完全数である28を背番号とする江夏選手が登場します。

*2その数自身を除く約数の和が、その数自身と等しい自然数のこと。28=1+2+4+7+14