2018年8月号 特集②
環境水族館アクアマリンふくしま
福島の「潮目の海」がテーマ
福島県沖は、黒潮と親潮が出合う「潮目の海」が特徴です。二つの海流が混ざり合う豊かな環境を、様々な生き物の姿を
通して体感してみましょう。
その「潮目の海」を表現した潮目の大水槽では、世界初採用の三角トンネルを通りながら、
親潮水槽のサンマや黒潮水槽のカツオなどを間近に観察できます。屋外には、世界最大級のタッチプール「蛇目ビーチ」
があり、子どもたちに大人気です。磯・干潟・砂浜の3つの環境が再現されたビーチに裸足で入り、ヒトデやナマコなど
海辺の生き物たちと触れ合うことができます。 他にも、サンゴ礁の海や福島県内の川など、様々な自然環境を再現しているの
で、比べながら見学すると面白いですよ。
京急油壷マリンパーク
楽しい海のレジャーランド
相模湾沿いにある海のレジャーランド、京急油壺マリンパーク。広い園内には様々なエリアがあり、 多種多様な生き物たちと出合えます。中でも「魚の国」では、 視界360度のパノラマの海を再現した回遊水槽の眺めが 圧巻です。色とりどりの魚たちと一緒に、全長3mのサメ「シロワニ」も回遊しています。その堂々どうたる姿は幻想的で もあります。回遊水槽では「魚の餌付けガイド」も行っています。 飼育員から楽しい裏話が聞けるので、 ぜひ参加したいですね! 他にも、イルカやアシカのパフォーマンスが見られる全天候対応型の「屋内大海洋劇場ファンタジアム」、三浦半島の 自然を紹介する「みうら自然館」など、見どころが盛りだくさん。また、生き物たちのことを深く知りたいという人は、 「すいぞくかん学園」に入学して、様々な体験イベントに参加してみましょう。魚やイルカ、カワウソたちと 触れ合ったり、ものづくりを体験したりできますよ!
名古屋港水族館
日本屈指の都市型水族館
名古屋駅からのアクセスも便利な、日本屈指の都市型水族館です。日本から南極に至る5つの水域をテーマにした南館、 イルカやシャチなどの海棲ほ乳類のことが学べる北館の二つの施設があります。 南館最大の見どころは「黒潮大水槽」のフィーディングタイム(生き物たちの食事の時間)。約3万5000 匹のマイワシの 群れが、エサを求めて一つの生き物のように動き回る様子は圧巻です。このイベント「マイ ワシのトルネード」は、観客から歓声と 拍手が起こるほど人気があるので、見逃さないようにしましょう。 同じく南館にある「サンゴ礁大水槽」では、オーストラリアの グレートバリアリーフの景色を体感できます。北館では、かわいいイルカたち が、息の合った連続ジャンプや6mを超える大ジャンプ など、迫力満点のパフォーマンスを 披露してくれますよ!