2019年8月号 特集①
のんびり派がおすすめする一冊
時間に追われる生活を忘れた~い!
『増補改訂版 眠れなくなる宇宙のはなし』
著:佐藤勝彦/宝島社
宇宙物理学者の佐藤先生が、古代から現代に至る宇宙観の変遷を、わかりやすく解説。学術的な宇宙論を、イラストや図とあわせて物語のように楽しめます。2016年に発表された「重力波初検出」がどれだけ衝撃的なことかも、わかりやすく教えてくれる一冊です。
無人島では、日常から離れ、宇宙の成り立ち、天文学の歴史に思いをはせたいですね。夜は毎日星空を眺めて暮らしたいと思います。
(兵庫県 進学アカデミー北条栄智校塾頭・西村栄夫先生)
『100万回生きたねこ』
著:佐野洋子/講談社
100万回も生きて、100万回も死んだねこの話。ねこは100万回死んでも、悲しくはありませんでした。しかし、家族を持ち、自分よりも大切な存在ができたら……。子どもから大人まで、多くの人の心を揺さぶり続ける名作です。
読むたびに新たな気づきがある、この本を持って行きたいです。無人島では、まず野生の動物を手なずけます。そして、木陰でその柔らかな毛をなでながら、ぼーっと海を眺めたいなと思います。
(東京都 Dr.関塾中原校 川田恵子先生)
『えのすい 愛しのクラゲたち』
著:新江ノ島水族館(愛称:えのすい)/セブン&アイ出版
水の中を漂う、神秘的で美しいクラゲの写真と一緒に、心を揺り動かす50の言葉をまとめた一冊。
高校時代に先輩からプレゼントしてもらった本です。当時はいろいろと悩み、落ち込んでいましたが、クラゲたちに癒され、立ち直ることができました。無人島では、そうですね。火を起こしてのろしを上げ、ひたすら助けを待ちます。サバイバル能力がないんです(笑)。待っている間は、海を眺めてのんびり過ごします。
(兵庫県 Dr.関塾新在家校 谷口さくら先生)
『ハリー・ポッターと賢者の石』
著:J.K.ローリング/静山社
11歳の誕生日にハリー・ポッターのもとに届いた手紙。それは魔法学校への入学許可証で――。世界的にヒットしたシリーズの第1作です。無人島に持って行った一冊の続きが気になって、急いで脱出したくなるかも…?
ハリー・ポッターは、小学生の頃、夢中になって読破しました。そんな大好きな作品を持って無人島に行くなら、のんびり楽しく、でも計画的に過ごしたいです。
(大阪府
Dr.関塾高槻日吉台校 加納吏麻先生)
大好きなハリー・ポッターと一緒に、時間を気にせず過ごしたいです。ゆっくりと考え事をするのも素敵ですね。
(東京都 Dr.関塾中原校 川邉桜子先生)
『新編 銀河鉄道の夜』
著:宮沢賢治/新潮社
貧しい暮らしをしている少年・ジョバンニが、銀河鉄道に乗り、美しい夜空の旅に出る話。宮沢賢治の代表作の一つです。
無人島には街灯もなく、星がきれいに見えるだろうなあと思います。そんな時、手にしていたい一冊です。島では、ずぅーっと寝て過ごしたい!
(神奈川県
Dr.関塾北山田校川口ミク先生)
『動物農場〔新訳版〕』
著:ジョージ・オーウェル/早川書房
ロシア革命を経て共産主義社会の実現を目指す国家を、動物農場に置き換えて風刺した作品です。
理想的な平等社会を目指す時に見える“限界”をコミカルに描いている本。無人島で読めば、社会の在り方について、新しい視点を得られるかもしれないと思いました。でも、とりあえずは、思う存分寝て過ごしたいですね。
(東京都 Dr.関塾中原校 大竹美由紀先生)
『現代語訳・徒然草』
著:吉田兼好/河出書房新社
世間のあれこれや日常生活について、論理的に、しかしユーモアや皮肉たっぷりに綴られた名随筆。近代日本の詩人・作家である佐藤春夫が現代語訳した一冊です。
何かと忙しい毎日を離れ、ふと来し方、行く末について考える時、ヒントになる作品だと思います。無人島では、昇る朝日、沈む夕日、そして月の形を気が済むまで眺めていたいですね。
(兵庫県 Dr.関塾西宮山口校 市山時彦先生)
『高校アフロ田中(1)』
著:のりつけ雅春/小学館
私がこのマンガと出合ったのは、実は社会人になってからです。それ以来、バイブルになったといっても過言ではありません。関塾生の皆さんにもぜひおすすめしたいです。この物語では、主人公の田中が、人間なら誰しも秘めているエゴに対して、彼なりに立ち向かっていく様が印象的です。シリーズから一冊を選ぶなら、何巻を持って行こうか迷いますね。無人島に行ったら、この本を手にのんびり過ごしながら、今までの人生を振り返り、今後のことについて考えます。島から戻った時、教室に通う皆さんに最善の手助けができるよう、心の準備期間に充てたいですね。
(埼玉県Dr.関塾高坂駅前校
教室長・片岡雅浩先生)
『COSMOS』
著:カール・セーガン/朝日新聞出版
アメリカの天文学者で作家のカール・セーガンの本で、宇宙ブームのきっかけとなった一冊です。無人島では、何もしないでゴロゴロしながら、夜は星空を見て宇宙のことを考えたい。そんなことを思って選びました。
(鹿児島県Dr.関塾中山バイパス校
野畑周作先生)
『チョコレート工場の秘密』
著:ロアルド・ダール/評論社
私は「チャーリーとチョコレート工場」シリーズが大好きです。映画にもなりましたよね。作者の描く少しダークで、少し不思議で、最高に夢がある世界を、無人島では存分に楽しみたいです。ほどよい日差しと風のある場所で、のんびり本を読んで過ごします。
(東京都Dr.関塾戸越銀座校
広瀬ないる先生)
『君の膵臓をたべたい』
著:住野よる/双葉社
この感動する一冊と共に、時間の縛りを忘れてゆっくりしたいです。
(和歌山県Dr.関塾御坊たから校 青松好雄先生)
『言葉と数式で理解する多変量解析入門』
著:小杉考司/北大路書房
誰一人会うことのない無人島で、この本を手に、「この行動は何のために行うのか?」を常に自問自答しながら過ごしたい。
(大阪府Dr.関塾高槻日吉台校 濵知武先生)
『盾の勇者の成り上がり』
著:アネコユサギ/KADOKAWA
無人島には、最近読んでいるこの本を持って行きます。悠々自適に過ごしたいです。
(大阪府Dr.関塾高槻日吉台校 小池陸斗先生)
『Dr.STONE』
著:稲垣理一郎・Boichi/集英社
文明が消失した未来で、自然のものを使い、一から社会をつくり上げていく物語を描いたマンガです。無人島では、文明的なものが何もない環境を楽しみつつ、のんびり快適に過ごしたいです。
(東京都Dr.関塾祐天寺校
塾頭・中村勝先生)
『SLAM DUNK』
著:井上雄彦/集英社
人生のバイブルなので、無人島には必携! 無人島では、一日中寝ていたいです。
(鹿児島県Dr.関塾中山バイパス校 坂田亮先生)
『最新SASサバイバル・ハンドブック』
著:ジョン ワイズマン/並木書房
毎日遊んで、楽しくハッピーに暮らすために、必要な本を選びました。
(和歌山県Dr.関塾御坊たから校 溝口新菜先生)
「植物図鑑」
食べられそうな植物が載っていそうな一冊を選んで持って行きます。島の動物たちと仲良くなって、楽しく過ごしたい!
(東京都Dr.関塾中原校 鈴木楓果先生)
じっくり派がおすすめする一冊
湧き出す好奇心を抑えられない♪
『それいけズッコケ三人組』
著:那須正幹/ポプラ社
花山第二小学校六年のズッコケ三人組が巻き起こす、明るくユーモアに満ちた人気児童文学。
このシリーズは小学生時代に愛読していました。子どもの興味や好奇心を刺激するストーリーが、とっても魅力的です。私も、無人島では好奇心のおもむくまま、じっくりと星空を観察したいです。
(東京都 Dr.関塾境南校
田口康之先生)
『先生、巨大コウモリが廊下を飛んでいます!―鳥取環境大学の森の人間動物行動学』
著:小林朋道/築地書館
自然に囲まれた大学で巻き起こる、動物たちと人間をめぐる珍事件を、人間動物行動学の視点で描いた、ほのぼのどたばた騒動記。
無人島生活に役立ちそうで、何よりおもしろい! 島では、著者の小林先生のように、動物を観察しながら過ごしたいですね。
(東京都 Dr.関塾佐須街道校 池田美弥子先生)
『自然図鑑―動物・植物を知るために』
著:さとうち藍/福音館書店
あらゆる場所の、あらゆる生物を対象に、それぞれの生物にであうための方法、観察するための方法を紹介している本です。
この図鑑を手に、無人島の生物について調査したいです。どのような特徴を持っているのか、生態系はどうなっているのか、じっくり学びながら過ごしたいと思います!
(東京都
Dr.関塾中原校 鈴木慧吾先生)
『日本の毒きのこ(フィールドベスト図鑑)』
監修:長沢栄史/学習研究社
「日本の毒きのこ」新装改訂版で、日本の毒きのこ240種を紹介。毒成分と中毒症状を詳細に解説しています。
無人島で暮らすなら、食用キノコか毒キノコかを見分ける知識が必要。安全に食糧を確保できたら、流木などで家を作るなどして楽しみたいですね!
(和歌山県
Dr.関塾御坊たから校 小宮千奈先生)
『獣の奏者1闘蛇編』
著:上橋菜穂子/講談社
闘蛇村に暮らす少女エリンを主人公に展開される、傑作ファンタジー巨編のシリーズ第1作。アニメ化もされました。
無人島に持って行くなら、お気に入りのこの本。サバイバルに役立つ考え方も、この本から学べると思います。島の安全を確かめたら探検をしたいですね。島にいる動物を見つけたいです。
(神奈川県 Dr.関塾北山田校
工藤美称先生)
『君たちはどう生きるか』
著:吉野源三郎/岩波書店
人生の意味や目標、将来の不安や問いに対して、良き指針となる本だと思います。私よりもむしろ、関塾生の皆さんに読んでほしい一冊です。無人島では、ふだんできないこと、感じられないことを、体いっぱい楽しみたいですね。誰もいない島で起こる出来事はきっと、忘れられない貴重な経験となるでしょうから。
(千葉県Dr.関塾松戸六高台校
田嶋奈保子先生)
『感染学校~死のウイルス~』
著:西羽咲花月/スターツ出版
ケータイ小説が本になったもので読みやすく、飽きません。無人島に持って行くにはぴったりです。私は釣りが好きなので、島では海釣りをして過ごします。釣った魚を三枚おろしにする練習に励みたいですね!
(東京都Dr.関塾南大沢校
塾頭・橋本晋吾先生)
『まるで天使のような』
著:マーガレット・ミラー/東京創元社
「旅行や移動の時に持って行きたい本」という感覚で、こちらを選びました。初めて読んだ時の衝撃は、今でも忘れられません。無人島では、シンプルに釣りをしたり、島内の生態系を観察したりして過ごしたいですね。
(群馬県Dr.関塾館林校
教室長・金子靖代先生)
『旧約聖書(まんがで読破)』
編集:バラエティ・アートワークス/イースト・プレス
西洋の歴史、思想、文化の原点であり、生涯にわたってじっくり理解していきたい旧約聖書。そんな聖書をマンガでわかりやすく読むことができます。じっくり派の私が無人島でしたいこと。それは酒造りです! 海外の名もなき島の、自然の材料を使って、世間をあっと言わせるような新酒を造ってみせます!
(東京都Dr.関塾戸越銀座校
長門伸光先生)
「The Bible in English」
私が選ぶのは、英文で記された聖書。これまでたくさんの本を読んできましたが、これだけは未だに通読できていないからです。無人島で、1か月ほどかけて、穏やかな気持ちで独りじっくりと聖書を読みたいと思います。
(東京都Dr.関塾新川1丁目校
青木稔先生)
『宮尾本平家物語〈1〉青龍之巻』
著:宮尾登美子/朝日新聞社
まとまった時間がある時に読みたいのが、平家物語。無人島で、平安末期のロマンスにどっぷりと浸りたいです! 複数冊持って行けるなら、森村誠一版も選びたいです。2人の作家の読み比べができたら幸せですね。
(鹿児島県Dr.関塾中山バイパス校
旭恵子先生)
『最新SASサバイバル・ハンドブック』
著:ジョン ワイズマン/並木書房
これさえあれば、無人島で生き抜くための知識は十分。島内散策を楽しむこともできそうです。どのような植物・動物が生息しているのか、地形はどうなっているのか、調べて回りたいですね!
(神奈川県Dr.関塾北山田校
北本美恵子先生)
『新英和中辞典』
著:岩崎民平・小稲義男/研究社
言語学が専門の私にとって、無人島での時間つぶしにピッタリの一冊。語源だけでなく、歴史や地理、人物などの情報も盛りだくさんなんですよ。それから、無人島では体を鍛えたいですね♪
(鹿児島県Dr.関塾中山バイパス校
ケンプ亜紀先生)
一冊・一人はいやだ派☆
●将棋がしたいから!
無人島には、ビョルンソン作の『日向が丘の少女』という作品を持って行きたいです。子どもの頃に触れた作品を、大人になった今どう感じるか、確かめてみたいから。しかし、詰将棋の本も手放せません! 無人島では、将棋の終盤力を鍛えたいんです。
(和歌山県Dr.関塾御坊たから校 石井明博先生)
羽生善治さんの「羽生の頭脳」シリーズと、詰将棋の本と、数学の大学入試問題。どれも外せない。
(和歌山県Dr.関塾御坊たから校 玉置達也先生)
●友人とわいわい☆
無人島には、友人たちと一緒に行きたいです。一人じゃなくて、みんなと楽しくわいわい過ごしたいと思います! そんな私が持って行きたい本はマンガ『ONE
PIECE』!
(東京都Dr.関塾中原校 関泰地先生)
●思い出を胸に…
私が持って行きたいのは、本ではなく、「これまでの思い出ベスト300」です。無人島では、コテージで妻と一緒にのんびりしたいですね。昔を思い出しながら余生を過ごしたいと思います。
(和歌山県Dr.関塾御坊たから校
中島勇樹先生)
●行くなら家族と一緒!
無人島に行くなら、一人じゃなくて、家族と一緒がいいです。サバイバル術が載っている本を持って行き、自給自足生活を楽しみたい。
(神奈川県Dr.関塾北山田校 月足さやか先生)
てきぱき派がおすすめする一冊
生き延びるためにがんばるぞ!
『自衛隊防災BOOK』
協力:自衛隊・防衛省/マガジンハウス
自衛隊が教える、災害時のトラブルに対処する様々なテクニックやアイデアが盛りだくさん。ピンチに役立つ知識が詰まった一冊です。
無人島で生き延びるために必要な本です。島ではまず生活拠点を構えます。それから狩りや漁をしたり、畑を耕したりと、忙しい毎日を送る予定です。
(埼玉県
Dr.関塾八潮松之木校教室長・前島明彦先生)
『パンドラの匣』
著:太宰治/新潮社
「正義と微笑」「パンドラの匣」の2作が収められています。どちらも太宰治30代の時の作品です。
日常生活を淡々と描いているだけですが、文章がまるで生きているようにおもしろい作品です。無人島では、まとまった時間が取れそうなので、ぜひ持って行きたいですね。島では、「人類を発展させてきた祖先は、どのように生活していたのか」を考えながら、生きるために懸命に働くと思います。
(東京都
Dr.関塾境南校 佐野歩実先生)
『星空の見方がわかる本―星座の探し方から星の神話まで』
著:縣秀彦/学研プラス
季節ごとの星座の探し方、星にまつわる神話、星と宇宙に関する基礎知識などを紹介する本。星と宇宙の楽しさを、初心者にもわかりやすく解説しています。
無人島を脱出するその日まで、自給自足、全力で生き抜きます! でも、夜だけは、この本を参考にしながら空に輝く星々を楽しみたいです。
(東京都 Dr.関塾中原校
太田隼先生)
『草の花』
著:福永武彦/新潮社
主人公の汐見茂思は、儚く脆い、しかし美しい青春の想いを二冊のノートに記し、純白の雪が地上をおおった冬の日に帰らぬ人となりました。ノートに綴られた主人公の様々な感情が、読み手の心を揺さぶる作品です。
青春時代に読み、大変感動した本です。無人島では「晴耕採漁雨読」の予定なので、晴れたら忙しく働きます。でも、雨が降った時には、この本をもう一度楽しみたいです。
(鹿児島県
Dr.関塾中山バイパス校 橋口卓郎先生)
『二年間の休暇』
著:ジュール・ヴェルヌ/福音館書店
ジュール・ヴェルヌの傑作冒険小説。子ども向けに書かれた児童文学では『十五少年漂流記』として知られています。無人島に流れ着いた少年たちが、時に反目し合いながらも、自らの知恵と勇気で運命を切りひらき、島での生活を築きあげていく物語です。
無人島で生き延びるための指南書として、役に立つ一冊だと思います。私が無人島に漂着したなら、いっそ人間が永続的に生活できるよう、インフラを中心に開発を進めたいです!
(大阪府 Dr.関塾高槻日吉台校
教室長・望月勇人先生)
『大誘拐』
著:天藤真/角川書店
「大山林王」のおばあちゃんが誘拐され大騒ぎに。犯人は、身代金百億円を要求し、事件をテレビで中継しろと言ってきて……。
この本を一人きりの無人島で読むと、しっかりとした強い気持ちでいられるはずです。無人島には、この本の他にはライターとナイフがあれば、生きていけると思います。まずは家を建て、食糧を確保します。周辺の調査も欠かせません。何ができるかを考え実行に移すことが大事です。失敗しても、諦めず繰り返しチャレンジすれば、必ず糧になるはず!
(大阪府
Dr.関塾津田元町校 塾頭・井手正和先生)
『数学 中学3年生』
編集・出版:関塾教育研究所
関塾の問題集こそ究極の暇つぶし! 無人島では、問題集を繰り返し解き、学力と論理的思考力を向上させたいですね。島にはきっと素敵な砂浜があるはずです。まず、朝から昼にかけては素潜りをして遊び、午後からは砂浜を計算用紙にして問題集を解く。夜は星空を眺めながら俳句を詠みたいです。やることが目白押しで、充実した毎日になることでしょう。
(東京都Dr.関塾山中通り校
教室長・中村遼太郎先生)
『講談社カラー版 日本語大辞典』
監修:梅棹忠夫・金田一春彦 他/講談社
ボリューム満点で、開くたび新しい知識が得られるので、無人島にはこれを持って行きたいですね。島では、魚を獲ったり、畑を耕して野菜を作ったりしたいです。燃やすものがなくなれば、最後の手段で辞典を炊き付けに使うことも……!
(東京都Dr.関塾中原校 山野晴雄先生)
『万能鑑定士Qの事件簿Ⅰ』
著:松岡圭祐/角川書店
「人の死なないミステリ」と銘打つこのシリーズの、どれか一冊を無人島の御供にしたいです。なんといってもストーリーが魅力的で、退屈しません。それに、主人公の知識が、無人島生活で役立つかもしれないので。無人島に着いたら、全力で衣食住を調えます! サックスを持って行けたら、気の済むまで演奏したいです。
(東京都Dr.関塾中原校 島田咲楽先生)
「新約聖書」
私は、無人島に流れ着いたら、一人で生き延びる方法を模索するのではなく、人々を迎え入れるための街づくりをしたいと思います。インフラを整備して、住みよい環境をつくりたいですね。聖書には、集団生活を送る上で、基本となる思想が盛り込まれています。多くの人に受け入れられている思想だからこそ、街づくりには欠かせません。
(東京都Dr.関塾中原校
教室長・高橋南輝先生)
『約束のネバーランド1』
著:出水ぽすか・白井カイウ/集英社
先の読めない展開、主人公たちの奇想天外な作戦が、とってもおもしろい作品です。これなら無人島でも退屈しなさそうですね。テレビ番組で見る無人島生活のように、家をつくったり、素潜りをして魚を獲ったりしてみたいです。
(大阪府Dr.関塾高槻日吉台校
岩谷優志先生)
『夢をかなえるゾウ』
著:水野敬也/飛鳥新社
何もない無人島でなら、素直に自分と向き合えそうです。そんな時、この本のガネーシャの言葉が、すっと心に入ってくると思います。他にも、島では、海で泳いだり、魚を獲ったりしたいですね。「獲ったどー!」と言いたいです!
(神奈川県Dr.関塾北山田校
教室長・川崎古斗江先生)
「食べ得図鑑」
無人島では、自分一人の力でどこまで生活レベルを上げられるかを試したいですね。空腹の時は、美味しい食べ物が並ぶ“食べ得図鑑”を読んで、ごまかしたいと思います。どんな一冊を持って行こうかな~。
(東京都Dr.関塾中原校
石北大悟先生)
「植物図鑑」
無人島で生き残るためには“食”が大事なので、植物図鑑を持って行きます。生活の場は海辺がいいですね。テレビ番組のように、いろいろなことを試したいです!
(東京都Dr.関塾中原校
笹﨑延卓先生)
日頃食べる物に困らない生活をしているので、食事が一番苦労すると思います。植物図鑑を手に、食べられる植物を見分けます!
(鹿児島県Dr.関塾中山バイパス校 小畑僚景先生)
そんなの…わからない派!
●出たとこ勝負
無人島には、枡野俊明さんの『禅「心の大そうじ」』を持って行きます。無人島での生活は、行ってみないとわかりません。
(福島県Dr.関塾福島本町校 教室長・奥田玲先生)
●生きた証を残す!
無人島での過酷な生活では、常に“死”が頭をよぎるはず。でも、生きた証は残したい。そんな時に読みたいのが、星新一さんの『ボッコちゃん』です。星さんの奇想天外な発想に感化され、島を脱出する方法や、生き延びる方法が見つかるかもしれませんよね。
(大阪府Dr.関塾高槻日吉台校
池田嶺先生)
●行く気はありません
無人島なんていやです。怖いです。絶対に行く気はありません。でも、どうしてもというなら、一条ゆかりさんの『有閑倶楽部』を19巻持って行かせてください。それなら、3日くらいは耐えられるかも。
(鹿児島県Dr.関塾中山バイパス校
木元育美先生)